マーベル作品には、アメコミ好きやヒーロー好きにはたまらない映画が多くあります。子どもから大人まで幅広く楽しむことができる点も人気の1つ。
また、ヒーローたちは1人ではなくヒーロー仲間複数人で戦うことがあるところも迫力や感動を増すポイントです。
今回ご紹介する『アントマン&ワスプ』も人気ヒーロー2人が登場する迫力満点ストーリーになっています。
目次
あらすじ
頼りなさすぎるヒーロー、アントマンの中の人スコット・ラングはなんと、バツイチ、無職、前科持ち。
そんな彼は愛する娘のために身長1.5cmになるスーツを着用して敵と戦うアントマンに変身します。
それに対してヒロインのワスプは正反対の超完璧人間、ホープ・ヴァンダインが変身したキャラクターです。
彼女も身長1.5cmになることができ、小さくなったり元の大きさに戻ったりすることで敵を翻弄して戦っていきます。
今回そんな2人が世界一小さなコンビとしてタッグを組むことになりました。
2人の前に現れたのは神出鬼没の美女ゴースト。彼女が狙っていたのはアントマンの誕生の鍵を握っている研究所でした。
もしその研究所が敵の手に渡ってしまえば、世界中のもののサイズが彼らの手によって自由自在に操られてしまいます。それを防ぐために戦う2人でしたが、彼らの前には様々な困難が待ち受けていました。
研究所の秘密を狙うゴーストの他にも、金目当ての武器ディーラーから襲撃されてしまったり、アントマンの監視をしているFBIに追跡されてしまったりと2人を襲うハプニングは続いていきます。
さらに、街中のものの大きさが次々と変わっていくという珍事も起こって、2人はてんやわんや。
2人の個性とパワーで秘密を守り抜けるのか、迫力あり、笑いあり、感動ありの物語になっています。
見どころ・注目ポイント
見どころ1「2人のヒーローのキャラクター」
今作では、アントマンは前作でFBIに逮捕され自宅謹慎処分を受けているところから始まります。
そのため、敵との戦いの他にも、厳しいFBIの監視をかいくぐることができるのか、といったところに注目です。
さらに、2人のヒーローに共通しているところが家族への思いです。
アントマンは愛する娘のため、ワスプは30年間行方不明の母を探すためにヒーローとして戦っています。
そんな2人の家族への愛情は見る人の心に強く響くことになるでしょう。
見どころ2「ヒーローとヒロインの掛け合い」
2人のヒーローは身長を自由に操ることができる点は同じですが、性格は正反対で、泥棒をして捕まってしまうようなアントマンと知的でクール、量子物理学者のワスプです。
そんな2人の会話はたまにどこかかみ合わず、思わず笑ってしまうようなやり取りもあります。
スリル満点の映画の中に、くすっと笑えるポイントが詰まっているところもこの映画の注目ポイントです。
見どころ3「迫力満点アクションシーン」
そして、マーベル作品に欠かせないのがアクションシーンです。
今作でもふんだんにアクションシーンが盛り込まれており、そのクオリティも前作を超える勢いです。
アントマンのアクションシーンは格闘が多く、激しい肉弾戦に期待が高まります。
さらに、アクションシーンの中でも見逃せないのがカーチェイスのシーンです。
ハリウッド映画でよく使われているカーチェイスで有名な坂を猛スピードで疾走し、跳び、ドリフトし、クラッシュするシーンは1秒たりとも目が離せません。
4DXの映画館で見ると、この大迫力のシーンが振動でも表現されていますのでより楽しめることでしょう。
ネタバレ感想・評価
まず、今作の感想をいくつかご紹介します。
- 前作以上にアイディアとユーモアに富んでいた
- テンポも良いし、キャラも良いし、アクションの見せ方も素晴らしいし、コミカルで軽快で只々最高。
- ケチをつけるところがほぼ無い面白さ。ただ、主人公のスコットが工学に明るいという設定をもう少し生かしてもらいたかったかも。
- ゴーストが可愛かった。戦い方がスタイリッシュでかっこいい。
- 話が二転三転して先の読めない怒涛の展開でした。そしてクレジット後の衝撃の展開・・・。
こういった感想を見ていくと、全体的に評価は上々、その中でもやはり派手なアクションシーンや主人公2人のコミカルなシーンが高評価なようです。
シリアスになりすぎず、前作に引き続き観客を笑わせる仕掛けが多く仕込まれているところが人気の秘密なのかもしれません。
アクションシーンが好きな方には、街中のもののサイズが変わったり、カーチェイスが繰り広げられるシーンが人気のようでした。
そして、見逃せないのが、最後のクレジットの後の衝撃の展開です。
感想の中にも、まさかあそこであんなことが起こるなんて、というものが多くみられましたので、どうかエンドロールが始まっても席を立たず、最後まで楽しんでください。
続編への期待・伏線
今作で話題なのが、今作がアベンジャーズ続編への伏線になっているのではないかということです。
すでに今作を見た人たちの中でも、様々に考察されています。
また、今作にて監督へのメディア取材でも、監督自身が今作の執筆中、撮影中に次回作への伏線を散りばめており、第3作以降の制作にも期待感を示しているとのコメントを残しています。
これにより、ファンの中ではますます続編への期待感が高まります。
それでは、今作で話題となっている伏線かもしれないシーンを2つご紹介します。
- 誰もいなくなったスコットの家で蟻がドラムを叩いているシーン
- 「タイム・ヴォルテックスに気を付けてね」というセリフ
今作での伏線から、おそらく今作は『アベンジャーズ・インフィニティウォー』と同じころの時系列だと推測されます。
そのため、これらのシーンの謎が次回のアベンジャーズシリーズで解決されるのではないかと考えられているのです。
最後まで見逃すな!あっという間の118分
今作では頼りないヒーローと完璧なヒロイン2人の最小1.5cmの最強タッグによる熱い戦いが繰り広げられます。
アベンジャーズシリーズ初のゴーストという新たな敵も出現し、アクションシンにも磨きがかかりました。
さらに、家族への愛や主人公2人の笑えるやり取りなど見どころが多く、きっと作品にのめり込んでしまうことでしょう。
次回作への期待も高まる今作、ぜひ映画館でお楽しみください!