全世界の野球界において希少価値が高いとされている、下手投げの投手。
日本ではアンダースローやサブマリン、海外ではsubmarine(サブマリン)と呼ばれています。
今回はその希少価値の高いNPB現役の日本人アンダースロー(サブマリン)投手をまとめてみます。
[template id=”8577″]NPB現役のアンダースロー(サブマリン)投手一覧
ただでさえ貴重なアンダースローの投手、現在ローテーションでフル回転している選手がいないのが実態です。
若手のサブマリン投手もいるので、しっかりと選手名と所属チームを押さえておきましょう!
福岡ソフトバンクホークス:高橋礼
2017年福岡ソフトバンクホークスのドラフト2位指名で入団した、大卒サブマリン投手の高橋礼投手です。
身長は188cm、速球は最速140km/hでカーブ、スライダー、シュート、シンカーを操り、日本一、そして世界一に貢献した期待の若手となります。
詳細はこちらの記事にまとめていますので、是非ご覧下さい!
【高橋礼】2017年ソフトバンクドラフト2位指名のアンダースロー投手高橋礼はサブマリン界の新星となれるのか
巨人:阿部慎之助が苦手な投手は高橋礼?
2019年の日本シリーズで対戦した巨人対ソフトバンク。
高橋礼の前に阿部慎之助はもう手も足も出なかったのですが…。
その時の話を高木豊氏のYouTubeにて詳細に語っていました。
アンダースローからの真っ直ぐが非常に早く見えることと、変化球に全く対応できなかったこと、加えて変則ピッチャーに元々弱いということから、かなり苦手としていたようです。
以下に該当部分を語っているYouTubeの動画を埋め込んでいるので、是非御覧下さい!
楽天:牧田和久
2020年シーズンより日本プロ野球復帰となった、実績十分のサブマリン投手です!
日本のアンダースロー投手を牽引したと言っても過言ではなく、牧田投手に憧れてアンダースローを目指した野球少年は少なくありません。
メジャー帰りでどうパワーアップしているのか、非常に楽しみです!
日本人メジャーリーガーの情報は以下の記事にまとめているので、是非合わせてご覧下さい!
東京ヤクルトスワローズ:山中浩史
ソフトバンク⇒ヤクルトとセ・パ両リーグの経験のあるサブマリン投手です。
ヤクルトにて先発ローテーションの一角を任されることもありましたが、成績はあまり良くない状況です。
九州出身、前チームがソフトバンクということもあって、ソフトバンクファンからの支持のある山中投手ですので、是非ともヤクルトでも活躍して頂きたい・・・!
阪神タイガース:青柳晃洋
阪神タイガースのサブマリン、青柳投手です。
低めのサイドスロー~アンダースローで、下手投げの投手の中では速球派であることが特徴です。
その代わりと表現するのが適切かわかりませんが、制球難に苦しみ、今もなお課題としているようです。フィールディングについても課題があるようで、まだまだこれからに期待の投手です。
2019年シーズンでは惜しくも二桁勝利となりませんでしたが、これからの阪神投手陣を牽引していくピッチャーとなることは間違いないでしょう!
埼玉西武ライオンズ:與座海人
2017年埼玉西武ライオンズのドラフト5位指名で入団した、こちらも大卒サブマリン投手の與座海人投手です。
牧田投手と入れ替わりの形となった新星サブマリン投手ですね!
身長は170cmとプロ野球選手にしては小柄で、速球も120km/hから130km/h前後と、ソフトバンクの高橋投手とは違ったタイプのサブマリン投手です。
しかしながらドラフト指名を受けたのは、非常に細かな手元の技術に長けているとのうわさがあります。
アンダースロー特有の、浮き上がるようなボール、打者を翻弄する緩急や変化球を上手く使ったピッチングには注目です。
貴重なアンダースロー(サブマリン)投手の活躍に期待
アンダースローの投手は希少価値が高いこともあって、指導者がいないとの指摘もあります。
2017年ドラフトでは2名のアンダースロー投手が指名されていますが、彼らを育てることの出来る指導者はいるのか・・・。気になるところではありますね。
将来性のある若手も多い為、これからのアンダースロー投手の台頭に期待です!
[template id=”8577″]