漫画村の代わりとなるサイトをチェック!

漫画版『転生したらスライムだった件』1巻 ネタバレ・感想・あらすじ・伏線を紹介・解説する!

ドラゴンクエストなど名作RPGゲームに多く登場するため、スライムのことを知らないという方は少ないでしょう。

多くの場合、スライムは最弱モンスターとして登場し、簡単に勇者たちに蹴散らされます。

しかし、この漫画ではスライムに転生した主人公が、とある能力を使って成長していき、最弱から最強のスライムへと上り詰めていきます。

シリーズ累計600万部を突破した超人気タイトルである『転生したらスライムだった件』の漫画版 1巻をレビューしていきます!

\アニメ版も配信開始!/

U-NEXTを無料体験する!

期間内に解約すれば料金は一切掛かりません!

漫画版『転生したらスライムだった件』1巻のあらすじ

主人公の名前は三上悟。会社勤めの男性で、37歳のおっさんです。大手のゼネコンに入社はしたものの、彼女はおらず、独身貴族の童貞です。

37歳で童貞というと、なかなかインパクトのありますね・・・。

ある日、彼は同僚の結婚の相談に乗ることになります。彼女のいない自分へのあてつけかと苛立ちつつも、憎めない同僚の振る舞いに、素直に祝福してやろうと一緒に食事に出かけることにします。

しかしその時、同僚のもとに包丁を持った強盗が迫り、主人公は彼をかばって背中を刺されてしまいます。倒れた主人公は死の間際、童貞のまま未使用で終わってしまった息子(下半身)に「生まれ変わったらガンガン攻めて、食いまくってやるからな」と心の中で謝罪します。

この「食いまくってやる」という台詞が、後々に彼の運命を大きく左右することとなるとも知らずに。

また、主人公は死の淵に立っているというのに、「30歳童貞で魔法使いになれる」という俗説を思い出します。37歳で40歳間際の自分なら、賢者になれたのかもしれない。いや、もう少し頑張れば大賢者にだってなれたのかもしれないと、考えます。死に瀕した彼がそんな考えをする中で、その考えに応えるように、不思議なシステムボイスのようなものが頭に響いていました。

童貞を悔やみ「食いまくってやる」と考えた時には「ユニークスキル『捕食者』を獲得」という声が聞こえました。賢者になれたかもと考えた時には「エクストラスキル『賢者』を獲得」と聞こえ、大賢者になることができたかもと考えれば「エクストラスキル『賢者』はユニークスキル「大賢者」に進化しました」と聞こえてきました。そんな空気を読まない機械的な謎の声にツッコミを入れながら、彼の意識は闇に飲まれていきます。

しばらくして彼が目覚めると、周囲は暗闇のままでした。しかも何も聞こえず、何も見えず、手も足も反応しません。刺された時に背中の神経が傷ついたのかとも考えましたが、しかし手足が動く代わりに、ズルズルと自分の体が動きます。動いた時、不意に体に触れた草を食べると、その草は自分の体の中に取り込まれ、溶けていきます。彼はここに来て、ようやく悟ります。自分が人間じゃなくなってしまったこと。それも、認めたくはないものの、スライムに転生してしまったということを。

\アニメ版も配信開始!/

U-NEXTを無料体験する!

期間内に解約すれば料金は一切掛かりません!

漫画版『転生したらスライムだった件』1巻の見どころ・注目ポイント(ネタバレなし)

この漫画の注目ポイントの一つは、転生した先が「スライム」であったといことと、そこからの成長です。

主人公が異世界に転生し、神様から色々な能力を授かって活躍する物語というのは、いわゆる「異世界転生物」ではしばしば見られる設定です。ただし、多くの場合は人間から人間へと転生します。人間からスライムに転生するこの物語は、なかなかユニークであると言えるでしょう。

また、RPGゲームなどで登場するスライムは、非常にか弱い存在です。ですがこの物語では、主人公が獲得したとあるユニークスキルを使って、弱いはずのスライムはあっという間に成長を遂げていきます。この弱者の立場から、強者へと昇り詰めてゆく展開は王道的でもあるため、読んでいる時に心が躍るポイントの一つになるのではないでしょうか。

もう一つは、ゴブリンとの出会いです。スライムとなって外に出た主人公は、ゴブリンの村に行きます。ゴブリンもまたスライムと同様に、RPGゲームなどでは最弱とされるモンスターです。

しかし彼らもまた、主人公と出会ったことによって、大きく成長を遂げることになります。能力値的な強さもそうですが、何より見た目が変わります。

ゴブリンはオスであろうとメスであろうと、見た目は可愛くありません。ゴツゴツとした見た目のモンスターです。ですが、主人公と出会った彼らは、主人公のとある行動によってただのゴブリンから成長し、人間的な姿へと変貌します。

ここでようやく、この漫画における人の姿をした「可愛い見た目のキャラ」が現れます。ここまでは主人公はスライムで、登場する他のキャラも魔物などと、人間的な見た目で可愛いキャラは全く出てきません。ゴブリンの村に行った時も、見た目は人間的ではないため、可愛い外見をしたキャラは存在しません。

そんな時、唐突にゴブリンが可愛くなります(オスは格好良くもなります)。物語の導入から「可愛い見た目のキャラ」がなかなか登場しなかったからこそ、ただのゴブリンが可愛い外見になるという変化は、非常にインパクトのある出来事となっています。このゴブリンたちとは長い付き合いになるため、彼らゴブリンとの交流もこの漫画で注目してもらいたいポイントの一つです。

漫画版『転生したらスライムだった件』1巻のネタバレ感想

ここまで詳しく触れていなかった主人公の能力に、「捕食者」というユニークスキルが存在します。これは彼が死の間際に童貞だったことを後悔し、次は「ガンガン食ってやる」と願ったことから得たスキルです。入手の経緯は馬鹿げていますが、その性能は非常に高く、簡単に言えば主人公は「食べた相手の能力(スキル)を奪う」ことができます。

スライムとして生まれた主人公はこの能力を使って、遭遇した魔物の力を次々と奪っていきます。蜘蛛のモンスターからは、鋼のような糸を操る「鋼糸」を奪ったり、蛇のモンスターからは毒のブレスを吐く「毒霧吐息」といったスキルを奪います。

そんな調子で次々とスキルを獲得していく主人公ですが、この能力によって、転生して早々に世界に激震を走らせます。主人公がいた洞窟は「暴風竜ヴェルドラ」という竜が300年もの間、封印されていた洞窟でした。世界に竜種は4体しか存在せず、このヴェルドラはその内の1体です。見かけは恐ろしいヴェルドラですが、話してみると以外に気さくな存在で、主人公に色々なことを教えてくれます。

スライムのため視覚や聴覚がなかった主人公に、世界に満ちる「魔素」を感知することで周囲を見て、聞くことができるようになる方法を教えてくれたり、主人公のような転生者という存在が他にもいる可能性があることも教えてくれます。300年封じられていたこともあって、このヴェルドラは見かけによらず寂しがり屋です。主人公が去ろうとすると、露骨に寂しがります。

しかし彼は、勇者の封印が残っているため、洞窟から動くことはできません。主人公が転生した際、捕食者と当時に得たユニークスキル「大賢者」で調べても、物理的に封印を破壊することは不可能なことがわかります。そこで主人公は彼と友達になり、友達として封印への解決案を提示します。それは彼を捕食者のスキルで取り込み、時間をかけてヴェルドラにかけられている封印を解析していくという方法でした。

ヴェルドラはその提案に乗り、主人公に取り込まれることを決めます。この時彼らは二人が同格の存在であるということを示すため、互いに名前を付け合います。主人公はヴェルドラに「テンペスト」という名前を送り、ヴェルドラは主人公に「リムル」という名前を送ります。

ここから主人公は「リムル=テンペスト」という名を冠した、最強のスライムの道を歩むことになります。ヴェルドラは捕食者のスキルで取り込まれることで、世界から消滅します。たった4体しかいない竜種の気配が消えたことは、瞬く間に世界に動揺を与えます。この世界に走った大きな動揺と、その原因がたった一匹の小さなスライムであるという対比の描写は、ファンタジー作品ならではの広大な世界観を感じさせてくれるシーンの一つです。

また、王道のファンタジー作品の展開では、主人公が神や悪魔、あるいは竜と何かしらの契約を交わすことで力を得ることが少なくありません。

この物語のヴェルドラとの名前のやり取りは非常に軽いものですが、そのやり取りも「竜との契約」と考えることもできます。この漫画は全体的に明るくコミカルなテンポで進んでいきますが、背景にそうした王道ファンタジーの展開が存在しているため、古いファンタジーが好きな方でも楽しめる作品になっていると言えるのではないでしょうか。

\アニメ版も配信開始!/

U-NEXTを無料体験する!

期間内に解約すれば料金は一切掛かりません!

漫画版『転生したらスライムだった件』2巻への期待・伏線

スライムとして力を得て成長した主人公は、ゴブリンの村で中心的な存在として活動を始めます。活動の一環として村の発展のために建物を造り始めるのですが、ゴブリンには建築に関する技術がなく、大した建物を造ることができません。そうした事態を解決するため、彼は仲間のゴブリンと共に鍛冶や建築が得意なドワーフのいる国へと向かいます。トラブルはあったもののドワーフと知り合うことはでき、その国でも名工であるドワーフと仲良くなります。

しかし、スライムは魔物です。魔物が国の中にいることを良しとしない人も存在します。主人公は困ったことにその国の大臣の一人とトラブルになってしまい、王国の裁判にかけられることになります。さて、この裁判は一体どうなってしまうのか――というところでこの1巻は終わってしまうため、2巻への期待としては、まずはこの裁判の行方が非常に気になります。

またドワーフの国へ行ったことで、「シズエ・イザワ」という冒険者の中で英雄と呼ばれる女性の情報を知ることができます。恐らくは主人公と同じく、日本からの転生者と思われる彼女が、この先どのように物語に絡んでくるのかといったところも、今後の伏線として非常に気になるところです。

\アニメ版も配信開始!/

U-NEXTを無料体験する!

期間内に解約すれば料金は一切掛かりません!

王道ファンタジーを突き進むスライムの成長物語

この漫画を一言で説明すれば「王道ファンタジーを踏襲したスライムの成長物語」となります。

ドワーフであったりゴブリンであったり、ファンタジーではおなじみの種族について設定がしっかりとされているので、読み心地が良い作品です。

そんな中でスライムが主人公というのは非常にユニークなポイントとなっていて、王道の展開でありつつも古臭い印象のない、非常に完成度の高いファンタジー作品となっています。