日本プロ野球界において非常に貴重なアンダースロー(サブマリン)の投手。
本記事では私の好きな球団でもある福岡ソフトバンクホークスに2017年ドラフト2位指名された高橋礼投手に注目してみたいと思います。
期待のサブマリン投手ということで、非常にワクワクさせてくれる選手なので、是非最後までご覧下さい!
【2020年最新版】NPB現役のアンダースロー投手一覧まとめ|日本人サブマリン投手は5人【日本プロ野球】
各種選手情報
選手情報を見ていきます。
ソフトバンク 高橋礼 選手プロフィール
- 生年月日:1995年11月2日
- 身長/体重:188cm/84kg
- 出身地:千葉県
- 投打:右投げ右打ち
- ポジション:投手
- プロ入り:2017年ドラフト2位
- 出身大学:専修大
- 出身高校:専大松戸高
推定年俸
1,200万円(推定)
投球タイプはパワー型のサブマリン投手!
下から浮き上がるようなボールを投げるアンダースローですが、その恵まれた体格から投げられる直球は最速140キロを超えてきます。
参考までに、2017年オフにメジャーへ移籍した元西武の牧田投手は平均球速128キロ、最速137キロと、比較してみるとその素質の高さがうかがえます。
変化球はカーブ、スライダー、シュート、シンカーと多彩で、速球を活かした緩急もあれば鬼に金棒、打者を翻弄するピッチングは十分に可能であると思います。
大学時代には先発・中継ぎ・抑えを経験
投手は分業制で、先発・中継ぎ・抑えと大きく3つの担当がありますが、高橋投手はいずれも経験があるとのことです。
特に出身大学である専修大ではリーグ優勝の際に抑えとしてチームに貢献しています。
その特殊なアンダースロー投手という特性を活かし、勝ちパターンの一角を担うなんてことも十分可能性としてはありそうですね!
課題は指導者がいないこと?
素材としては十分、かなり期待のかかる投手ではありますが、大きな課題があると考えます。
それは「ソフトバンクにアンダースロー投手を育成できる指導者がいるかどうか」という点についてです。
指導者といっても様々ですが、例えば「自身がアンダースロー投手である」指導者、「アンダースロー投手とバッテリーを組んだ経験のある捕手である」指導者、更には現役の選手で「アンダースロー投手をリードできる捕手」等、指導者としての経験がよりニッチなものになってくると思われます。
元ロッテの里崎氏がアンダースロー投手の攻略法を解説したところ、後日、ヤクルトの山中投手が登板した試合は山中投手がボコボコに打たれたということもありました。
もちろん、事実関係が果たしてあるのかどうかは不明ですが、アンダースローの有識者の存在が大きいことは間違いないと思います。
(里崎氏はロッテ時代に渡辺 俊介投手と組んでいたため、知識が豊富)
ソフトバンクに高橋投手を育成することが出来るのかどうか・・・12球団ではトップクラスとも言われる育成力に大きな期待が掛かります。
投手層の厚いソフトバンクでの台頭に期待!
球界において非常に貴重であるアンダースローの投手ということもあり、その活躍を是非1軍のマウンドで見てみたいですね!
ソフトバンクの投手層は非常に厚く、高橋投手は大卒ということもあり、猶予はあまりないと思われます。
焦ることはないでしょうが、向こう3年以内での台頭に期待したいところです!