麻雀って本当に楽しいですよね!
麻雀は本当に楽しいんです。楽しいんですが・・・かなり難しいです。
友達や身内で麻雀をやっているけど、どうしても勝てない。そんな悩みを抱えている方は多くいらっしゃるかと思います。
今回は、それらの悩みを抱えている麻雀初心者(初級者)向けに押さえるべきポイント、そして割り切るべきポイントを麻雀歴10年を超える筆者が解説していこうと思います!
ポイントを理解し、実践を繰り返すことで勝率は確実に上がっていきます!是非本記事の内容を実践してみて下さいね!
[itemlink post_id=”6166″]麻雀初心者が押さえるべきポイント、割り切るべきポイント!
これは確実に理解しておこう!
大まかなルール、流れを覚える
まずはここをしっかり理解しておかないと話は始まりません。
超基本的な話にはなりますが、ある程度の固有名詞や表現は理解しておきましょう。
例えば、東場・南場、自分の風が何なのか、あがりの形やあがれない形、親の順番などしっかりと把握しましょう。
そしてこの段階であれば、まずゲームの麻雀で実践を積むことをおすすめします。
ネットの麻雀ではまだ難易度が高いかな?という方は、まずはオフラインモードのあるゲームで感覚を養っていきましょう!
【麻雀おすすめアプリ】スマホで麻雀するならこれ!「NET麻雀 MJモバイル」で友達が2人いればプライベート戦も出来る!
これをしっかり押さえよう!!
さて、大前提として記載した土台が出来ているという方、次のステップに行きましょう!
ここからは、まず押さえるべきポイントを優先度が高いものから解説していこうと思います。
[itemlink post_id=”6167″]主要な役を覚え、その役であがることを優先する!
麻雀には多くの役があります。簡単な役から超難易度の高い役まで幅広くあり、一部は私も麻雀人生において一度もあがったことのない役もあるほどです。
その数多くある役の中から積極的に狙うべき役をまずは抑え、常に狙っていく気持ちが大切です。
ここで主要な役の一部をご紹介します。
役名 | 備考 |
リーチ | 何よりも目指すべき役。基本形を理解し、積極的にリーチを仕掛けていきましょう! |
役牌 | 白発中に加え、場の風と自分の風が有効となります。 |
タンヤオ | 一九字牌(ヤオチュウハイ)を除く二~八までの牌のみで構成された綺麗な役! |
ピンフ | リーチの次に麻雀における基本の形がこれです。ピンフを如何に仕上げるかが重要です! |
ホンイツ | ホンイツは無理に面前を狙わず、鳴くのもありですね! |
チートイツ | ニコニコの役。場に何枚見えているかを把握しておきましょう! |
上記にあげた役はいずれも麻雀において出現確立の高い役となっています。
対局中、必ずと言って良いほどこれらの役を耳にしますよね。
まずはこれらの役が作れるかどうか、自分の手牌と相談しながら打ってみて下さい。
難しい役を作ろうとせずに、これらの役を常に意識しながら打つことで無駄が省かれた打ち筋となっていきます!
序盤は悪い形でもリーチ!中盤以降はリャンメン系で勝負する!
まずはこちらの牌姿をご覧下さい。
待ちはソウズの4のみですね。(カンチャン待ち)
麻雀では同じ牌は4つ使うことから、単純に4枚の牌が当たりの牌となります。
続いて、こちらをご覧下さい。
待ちはソウズの4と7になります。(リャンメン待ち)
枚数にして8枚の当たりとなりますよね。
これまた単純な計算ですが、あがれる確率は倍近くに跳ね上がることになります。
ということは、常にリャンメン待ちとすることが正解なように思えます。
ただ、このリャンメン系は意外と作るのが難しいです。
前者の形からリャンメン系を作るためにはソウズの6か2を引く必要があります。
加えて、ソウズの1や7を引いてしまうと、リャンメン系を作るのが非常に困難になってきます。
つまり何が言いたいかというと、ピンポイントで欲しい牌を待つくらいなら、リーチをしてしまう方が得策な状況が多いんです。
リャンメン系を追い求めるあまり、いつまでたってもリーチが出来ず、その間に相手に手を進められるというケースが多々あります。
ここで、簡単なルールを設けましょう。
序盤は聴牌したら即リーチ、中盤はリャンメン系で勝負をする!
ほんの少しだけ補足すると、序盤の即リーチと言っても456のいずれかのみとなる待ちだけは避けましょう。
理由は簡単です。真ん中の牌は必要とされることが多いため、場に捨てない可能性が非常に高いからです。
リーチというのは非常に強い役です。翻数は大したことありませんが、そのもたらす効力は計り知れないものがあります。
「リーチ」という役によってたった1000点の手が相手の役満を押し込むことだってあります。
有名な麻雀漫画「アカギ」を読んだことがある方ならお分かりかもしれませんが、リーチによって高度な読み合い(ブラフ込み)を演出することができます。
リャンメン系に拘り過ぎず、時には「なんだその待ち?!」なんて思わせましょう!
同卓している相手に精神的ダメージも与えることが出来ますから(笑)
スジを覚え、降りるときに活かす!
前述にもあった、リャンメン系の基本となるのがスジです。
ここはサクッとWikipediaさんから引用します。文字で表現されても難しい点があるかと思いますので、簡単ながら画像で解説します。
筋(スジ)とは、麻雀における基本用語のひとつで、「あいだに2牌挟んだ2種類の牌」を1セットとして捉えた概念である。すなわち、例えば2と3を挟んだ1と4、3と4を挟んだ2と5、などを、それぞれ1-4のスジ、2-5のスジなどと言う。
上記画像の通りとなりますが、リャンメン系前提とするならどのような待ちとなるかというのがスジです。
例えば上記の牌姿の場合、待ちがソウズの4-7となりますよね。
仮にソウズの4が捨て牌にあったとしたら、ソウズの7は安全となります。
リャンメン系の待ちとしての4-7の線が無くなった(相手は56の形で待っていない)わけですから、「ソウズの4が切れてる⇒ソウズの7が安全」の図式が成り立つわけです。
このようにスジを前提として逃げることを覚えましょう!
再三の念押しとなりますが、これはリャンメン系が前提の考え方です。
フリテンの可能性もありますが、これは無視して良いでしょう(笑)
覚えやすい表現はこちらです。
- 1-4-7(イースーチー)
- 2-5-8(リャンウーパー)
- 3-6-9(サブローキュー)
更に簡略化するなら、4が切れていれば1と7が安全!5が切れていれば2と8が安全!6が切れていれば3と9が安全!と信じて打ちましょう!
逃げると決めたらとことん逃げる!
これが意外と難しいんです。何となく引き気味で打っていたら、ドラが何枚も来て点数が高くなってしまって・・・、なんてことがあったりします。
そんな時に限って、複数人によるリーチが入っていたりして自分が点数有利だとしても攻めちゃいたいことがありますよね。
逃げると決めるまでは点棒の状況や自分の手の高さとの相談にはなりますが、一度逃げると決めたら必ず最後まで逃げぬくと自分ルールを課しましょう。
上手に打ち回しながら華麗にあがるのはプロでも至難の業ですから!
例えば上記の牌姿であれば、三連続「東」を打つくらいの気持ちで逃げましょう!
人間欲深いもので、色気を感じるとフラフラと寄っていってしまうんです。。
そういった経験、皆さんありますよね?(笑)
その欲を断ち切って、ストイックに打つのが成長のきっかけとなります!!!
少々内容がハードになってきているかと思いますので、息抜きがてらおすすめの関連記事をご覧下さい。
最近の女流プロは冗談抜きで綺麗な方が多いですから笑
【麻雀・画像あり】セクシー&美人!そして可愛い女流プロ麻雀士(女性プロ麻雀士)3名をご紹介!
時々で良いから、相手の捨て牌を確認する!
どうしてもありがちなのが、自分の牌とのにらめっこです。
相手の捨て牌を確認せず、自分の都合のみで打ち進めるということですね。
本当にこの気持ちはよくわかります。私も長いこと自分の牌とにらめっこをしてきましたから・・・。
自分の手を考えることに集中したくなる気持ちを抑えて、周りの状況を確認することを心掛けてみて下さい。3回牌を引いたらちょっと周りを見てみる!ということから始めるだけでも大きく違ってきます。
そしてゆくゆくは相手の捨て牌が手出しなのかツモ切りなのかを把握できるようになりましょう!そこまで場の状況を把握できれば大きく成長しているはずです!
割り切って排除すべきポイント
さて、ここからは逆に割り切った方が良いことを解説していきます。
麻雀は常に色々なことを考える必要があります。
慣れないうちにあれやこれや考えていても仕方がありません!
思い切って、逆にこれはやらない!と決めてしまいましょう!
難しい役を作ろうとする
高難易度な役、そして役の複合は麻雀における華と言っても過言ではありません。
わかります。私も嶺上開花(リンシャンカイホウ)をあがって、卓上に花弁を演出したいです。
そこはグッとこらえて、先にご紹介した主要な役を堅実に狙っていきましょう。
少し欲を出して、三色同順やピンフとタンヤオの複合、この辺りを狙うと返ってあがりを逃すケースが非常に多いです。
また、特に注意すべきは「メンゼンのチンイツ」です。
と言うのも、メンチン(メンゼンのチンイツ)では多面待ちとなるケースがあるためです。
複雑な形での牌の受け入れや待ちとなっていることが多いので、手順ミスやチョンボをしてしまう可能性が高いです。
そのため、明らかに牌の種類が寄ってきたら思い切って鳴きを仕掛けていきましょう。
染め手での鳴きはリーチ並に圧力がかかります。この場合のみ積極的な仕掛けをすることで、自分に有利な場の状況にしてしまいましょう!
点数計算は覚えなくてよい
場の状況によっては、相手との点数の差によって手作りを変えていく必要があります。
正確な点数計算、そしてそれに応じた手順の変更を求めるそれは難易度が高いわけです。
70符の1翻の点数(親、子)がパッと頭に浮かびますか?
最低何翻で何符あれば良いのか、そしてそれに応じた手作りに柔軟に対応するのは至難の業と言えます。
もう割り切って点数計算を覚えるのは諦めましょう!!!
覚えるにしても40符4翻までの数字で十分です!ネット麻雀でもリアルの麻雀でも、カンニングペーパーを手元に用意しておけば万事解決ですから!
鳴き麻雀は極力しない
特に気を付けるべきはネット麻雀をする際ですね。
鳴くことの出来る状態の場合、「ポン」や「チー」というボタンがひょっこり現れて、ついつい押しちゃうこともあるかと思います。
これまた場の状況次第とはなりますが、序盤は鳴かないということを徹底するだけでも勝率が大きく変わってくると思っています。
鳴くことは諸刃の剣となります。
手作りを早く進めることが出来る反面、点数が低くなったり、手牌が短いことから逃げることが難しくなったりします。
先にご紹介した、「メンチンの場合は早々に鳴きを仕掛ける」といった自分ルールのみ全力で鳴き、それ以外は極力どっしりと構えるという姿勢が良いと思います。
鳴くタイミングはやはり経験を積まないと判断が難しいですからね・・・。
まずはメンゼンでリーチを掛けることを優先し、場の状況に応じて少しずつ鳴き麻雀を取り入れるというスタイルが成長の近道と思います!
ある程度経験を積んだら、自分のスタイルを見付けよう!
ここまで記載した内容をある程度実践出来るようになり、麻雀の経験値も獲得してくると物足りなさを感じると思います。
そこからです。あなたのスタイルを見付けてみましょう!
ある程度理論的な立ち回りで堅実なタイプ、いわゆるオカルト派と呼ばれる直感で立ち回るタイプ、役作りをして華麗な役を決めるタイプ、様々なスタイルがあります。
自らのスタイルを模索しつつ確立していくのは非常に楽しいものですよ!
以前解説したおそ松さんの麻雀回でも、松野家兄弟別の打ち筋が紹介されていて面白いなと感じました(笑)
是非、あなたにしかないスタイルを確立していきましょう!
麻雀は難しいけど、それだけ面白い!
本記事で記載した内容は本当にごく一部のテクニックです。
また、ご紹介した考え方が必ずしも正しいとは限りません。
予防線を張るわけではなく、麻雀において必ずしも正解な打ち筋はほぼ存在しないからです。
あくまでも勝つ確率を底上げする、少し言い方を変えると負ける確率を減らす打ち方としてご参考頂ければと思います。
[itemlink post_id=”6172″]